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脈絡なく好きな事を自由気ままに書く雑記ブログ

久しぶりに父親に会ってきた

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家庭の事情で中学までしか父親と一緒に暮らしていないのだけど、たまに田舎に行ってはいた。

 

だけどコロナ禍で移動が制限されていたこともあり、父親自身もコロナ禍だから来るなっていたこともあり、ここ数年は会いに行ってなかった。

 

元々父親とはあまり会話をした記憶もなく、話しにくい相手って思っていたのだけど、大人になってからは過去のこととかは意識しないで普通に話をするようになった。

 

というのも、長年一人で暮らしていく中で何度も入退院を繰り返していたのもあって、久しぶりに会うと当然ながら弱っていて、また老けていたから。

 

体が弱くなってから父自身もだいぶ変わったようで、昔は私や兄に頼み事をするような性格ではなかったのに、今回久しぶりに兄と車で行くよと言ったら、私たちが来たら頼みたいことを色々考えていたようだ。

 

庭の除草剤から伸びてしまった植木の伐採、こたつを出したり、ストーブを各部屋に出したり。

しきりに「昔は持てたのに今は持てなくなった」と言っていた。

 

そりゃそうだろう、約10年前に祖母が亡くなって葬儀が終わった直後に脳梗塞で倒れ、入院中は右半身が麻痺していた。

 

その頃私は転職した直後だったけど、仕事を辞めて田舎に住む必要があるかなあ?と考えていた。結果、かなり回復して今は多少右手が不自由ではあるもののお箸使えるし、歩くことも普通に出来るようになったので結果的には仕事は辞めずにいられた。

 

あの当時、もう辞めるしかないと会社に伝え、後任も見つからないまま最終日まで迎えたのだけど、最後に挨拶を…と言いに来た上司に「このまま辞めて大丈夫ですか?まだ父の退院が先なのでせめて退院するまでは続けたほうがいいですか?」と言ってみたら、面倒くさい顔せず「ほんとに!?だったら頼む!派遣会社には俺から話す!」と言ってくれた。

 

今日で最終日、みんな挨拶待ちで起立していた状況でそこまでしてくれた上司には今でも本当に感謝している。

 

結果的には派遣切りで約4年後に職場を去ったけど、あの時引き止めてくれたからあの4年の経験からグループ会社への転職を経て今は本体で働けている。本当に恵まれてたなと思う。

 

そんなことを振り返ってみても、父が脳梗塞に倒れてからもうかなりの月日が経ったんだなあとしみじみ思うよ。

 

時々大きめの地震が来る地域だから、家はあちこちヒビ割れたりしていたけど全体的にはまだ綺麗で前ほど体が自由効かないなりに奇麗に保とうと頑張っているんだなあと思った。

 

帰りがけ、私に会うのも最後かもなって言っていて、元々兄ほど頻繁に顔を出してなかった私はまたしばらく来ないと思っているんだろう。

 

私も仕事も落ち着いてきたし、これからは出来る限り顔を見せに行こうと思った。

幸い、テレワークだしどこでも仕事はできるからね。

 

とりあえず、次は春頃かな。