１０月３０日に父が入院をした。突然倒れた！！とかではなく、事前に検査して手術しましょうって感じ。
連絡があったのは１０月半ばで、「月末に入院するけどコロナで面会できないから来なくていいぞ。」と父本人から兄の携帯に電話があった。
普段あまり話をしない父で、一緒に暮らしていたころからあまり会話のない家族だったので、そんな父が自ら電話をしてくるなんて年に１回もない。数年に１度くらい。
なので、今回心配のない手術とはいえ、病院嫌いの父が一人で入院することに不安を感じて電話をしてきたのは明らかで、それなのに「来なくていいぞ」という内容だったということに妙にぐっと来た。
きっと不安でいっぱいで、心細いのだろう。
兄は兄でちょっと変わった人なので、「どうせ会えないって言ってるんだから行ってもしょうがないだろう」みたいな感じで父との気持ちの温度差を感じてなんだかなぁ・・・って感じだ。
空いてる高速バス・特急かしま号
いくらコロナとはいえ、きっと父がお見舞いに来てくれって催促してるみたいに取られたくなくてそう言ったのかも？と思ったのでやっぱり行ってみることにした。
会えなかったとしても、手術当日にもし万が一なにかあった場合に近くにいないといけないしね。
お昼くらいに家を出て、東京駅から高速バスで向かう。
混んでたら嫌だなぁと思ったけど、行きも帰りも空いていて隣の座席に人が来なかったのでかなり快適だった！
にしても、やっぱりコロナの影響が大きいらしくバスの本数もかなり減っていた。こんなに空いてる高速バスもなかなか珍しい。
うちの田舎は、めちゃくちゃ田舎だけど鹿島アントラーズがＪリーグに参加してから一気に人が増えたので、高速バスも試合の日に限らずクラブハウス目的の人もいるから平日でもそこそこ混んでいたりする。
※東京駅発の鹿島神宮駅行き（特急かしま号）は鹿島アントラーズのクラブハウス経由のものもあり、直接クラブハウスに行けたりする。
ホントに面会できないんかい！！
夕方４時前に鹿島神宮駅について、そこからすぐ近くの丘の上に見える病院へ向かう。休日だったので、救急の窓口で面会できないかと問い合わせてもらった。
「病棟に確認してみますね」と病棟に電話してもらったけど、ダメでした。
もう１年以上会えていない父に面会したいのだ！！と思ったけど、それはこちらの個人的な事情なのであきらめた・・・。
ましてや神奈川から来た人間なんて余計に危ないしね。
今年はコロナで田舎に来られなかったので、いろいろ残念だ。
いつもなら少なくとも１回、鹿島アントラーズとガンバ大阪の試合の時には鹿島に試合を観に来るついでに父の様子をうかがっていたのに、それも出来ず・・・。
そんな時に限って、内田篤人選手の引退試合だったっていう悲しみ。
ああ、行きたかった。けど、ダメなんだよね。
どのみちアウェイチームサポは入れないよね。鹿島出身でもガンバサポなので・・。
手術は無事終了とのことで安心して帰る
手術日は11/2月曜日だった。平日なので、会社のＰＣを持ち込んでテレワーク。
休暇を取りたかったけど月初２日目までは休めないのでわざわざ田舎までＰＣ・・。重かった。しんどかった。
9:30に手術室に入るってことだったので、どうしてるかなぁと思いつつ仕事をしていると夕方に叔父さんから電話があり、無事終了を聞く。
安心したけど、ほんとに一目も会えずに帰るのだな・・・コロナってやっぱ嫌なウイルスだな～としみじみ思った。結局、田舎に行って1日テレワークをして帰ってきただけ。
仕事してたから、久々の田舎でもどこに行くことも出来ず。
本当は時間に少し余裕があったら鹿島神宮でお参りしたかったけど、それもあきらめた。今度また近いうちに今度こそ父の様子を見にきて、その時にお参りできたらいいなと思う。
（そうこうしてる間に、国内のコロナ感染者が急増してきて第3波とか言ってるのでまた県外に移動するのを躊躇う・・・）
気持ちは少しリフレッシュできた！
正直なところ、私はGO TO トラベルには反対派ですが、今回久々に県外に出てみて少し気分転換になりました。元々インドア派の出不精なので、ステイホームって言ってもそんなに普段と変わらないじゃん☆とか思ってたけど、意外とストレスになってたのかも。
「外に出ない」のと、「外に出られない」のは気持ち的に全然違うんだなぁ。今回は田舎の家に行っただけで、誰に会ったわけでもないしどこかに行ったわけでもないけど、のんびりできたので有意義な時間だった。
コロナが収束したら、友達とゆっくり旅行でも行きたいな～。
