今宵も朝まで小躍りしようぜ♪

脈絡なく好きな事を自由気ままに書く雑記ブログ

桜の咲く季節になると寂しくなる

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すっかり桜が散ってしまったうちの近所。

元々はすごく好きな季節だったけど、今は寂しさの方がどうしても勝ってしまう。

大好きだったショコラが虹の橋を渡ってしまったのがもう3年も前になる。

 

ちょうど桜の満開の日だった。

その頃の私はその前の年末に派遣切りに遭って休職中で、仕事を探していた時期だったのだけど年明けからショコラが体調を崩していてずっと側で看病をしていた。

 

そして3月の終わり頃、なかなか良くならないので動物病院を変えて診てもらったら、もう長く生きられないと告げられた。

 

そこから漢方専門の病院を予約したり、食事療法で少しでも快方に向かえばと注文したりしたけど、結局は病名を告げられてから2週間ともたなかった。

 

予約していた漢方の病院も、予約の日に間に合わなくてキャンセルの電話をした。

ずっとお世話になっていた動物病院では検査をしたけど犬風邪ですね、と言われ続けていてちょこちょこ通院しては点滴をしてもらったりしていたのだけど、通ってるうちに「また来たよ…」みたいな顔をされていることに気づいた頃から不信感が湧き、病院を変えたのだけど遅かった。

 

きっと途中から気づいていたんだと思う。

もう手遅れだってことに。

だけど、最初に通い始めた頃は確かにまだ間に合ったはずだった。その頃に「ウチでは診れません」とはっきり言ってもらえていたらと今でも後悔して後悔してどうしようもない。

 

もちろん、ペットの体調が良くないときは獣医さんに診てもらうしかないのだけど、家族である私たちにも少しでも動物の病気に対する知識があれば…そう思って悔やんでも悔やみきれない黒い後悔が今でも少しも薄まることなくどんよりと覆っている。

 

そこから少しずつ勉強しているけれど、ショコラが生きているうちに出来ていればなあ。13年も時間があったのに。何もしてあげられなかった。

 

だから、桜を見ると寂しさと後悔と自己嫌悪で苦しくなる。ただじっと過ぎ去るのを待つだけの季節になった。

 

とはいえ、私の手帳には今でもショコラの写真を入れているけど、その写真は桜の中にいるショコラだ。

 

寂しさも後悔も含めて、何ひとつ忘れてはいけないという意味で桜と一緒に写っているショコラを常に持ち歩いている。

 

子供の頃から今に至るまで、たくさんの動物たちと暮らしてきたけど間違いなくショコラは私にとって特別な子だ。初めて一目惚れをして、初めて私が自分で迎えた子だから。

 

また会いたいと思う。

また会いたいから、3年前のあの日から「終わりの日」に対しての恐怖はなくなった。

いつか私も行くから、その日までもうちょっと踏ん張ってみるか!という気持ちで毎日を生きている。

 

たかだか数十年の人生だから、もうちょっとだけ、頑張ってみようかなっていう気持ちでいる。いつかまた会おう。そう思いながら、これからもゆるゆると生きていく。