今宵も朝まで小躍りしようぜ♪

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同僚が会社やめるってよ。

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在宅勤務な毎日、こんな日々がずっと続けばなぁ・・。きよぽーです、こんにちは。

 会社で私より後から入った人が今月末で退職をする。

そんな素振りは全くなかったので聞かされた時は本当に驚いた。まぁ、、「そんな素振り」といってもここ半年くらいはほぼ対面で会っていない上に業務上の連絡以外のやりとりはしたことのないので気づけるはずも無かったのだが。

 

退職の話を聞いたときはすでに後任の方の初出社日も決まっていたし、一部では業務の引継ぎもすでに始まっていたようなので同じグループにいながらその事実を知らなかったのは私くらいだったのかも知れない。

 

兆候といえば、私自身「あーあ、やめたいわ~」と思うことがあるので同じような気持ちだったのかも知れない。人間関係・・・というか、人間そのものがめんどくさいタイプの人がいる。そして最近また増えた。

 

巻き込まれたくないので私は傍観者を決め込んでいるし、在宅勤務が続いているので顔を合わせるのはせいぜい月に2~3回程度なので我慢が出来ている。これでまた通常通り毎日出勤してきてくださいなんて言われたらちょっとしんどいかも知れないなぁ・・。

 

私もふと辞めたくなるときはあるけれど、そんな時は前職(4カ月で契約満了した派遣先)の地獄の日々を思い出すようにしている。

 

356.hateblo.jp

 

356.hateblo.jp

 

だいたい、喉元過ぎれば何とやらで隣の芝生は青く見えちゃったりするものだけども、あの地獄の日々は未だに真っ黒い記憶となっていて、今立っている庭(今の会社)が青々とした芝生に見えるくらいの勢いがある。

 

隣の芝生が青いんじゃない、今立っている芝生が青いのだ。

正直、今が一番恵まれてるんだな~なんて思えた経験はそうそう無いので、一度地獄(底辺)を見てくるのもアリだな、と今は思っている。もちろん、できればもう二度と体験したくはないけれど。

 

そんな風に思っているので、私はなんやかんや言って今の会社をそう簡単にはやめないだろう。どこでもいいから働きたい、ではなく本当に希望して入社した会社だし。

会社そのものは全然満足してるし、好きな会社なので周りの人間関係に振り回されて勢いで辞めてしまうなんてこともったいない。

 

私は私。周りは関係ない。自分のやるべきことを粛々とやるのみ。

 

それにしても、またひとつ「今生の別れ」を経験するのか。

大袈裟かも知れないけど、今生の別れって結構あちこちに転がっている。私は学校の卒業式などで泣くタイプではなかったので、わーわー泣いている同級生を見て不思議で仕方なかった。

 

だけど今ならわかる気がする。

たかが学校の卒業でも、そこには確実に今生の別れで溢れていた。

特別親しくしていたわけでは無くとも、同じ時代に生きて同じ空間で数年を過ごし、同じ思い出を共有していた人たち。特別親しくしていたわけではないからこそ、卒業してしまえば二度と会わない。

 

卒業するときまでは「会おうと思えばいつでも会えるじゃん」と思う事で寂しさを紛らわせていたのかも知れない。

今では全員の顔を思い出すことも出来ないし、私の方こそ多くの同級生の記憶から消えていることだろうが、それでも時々「みんな元気してるかな~」と漠然と思ったりしている。

 

仕事なのだから自分には合わないと思えば辞めるだろうし、引っ越しとかいろんな理由で辞めるだろうから同僚が退職するということ自体は別に「ああ、そうなのか。」くらいにしか思わないのだけど、「もう一生会うことは無いのだな」と思うと寂しい気持ちにもなる。

 

そんなことを言いながら、私はきっと彼女の最終日の9/30の定時頃。

「お世話になりました」と挨拶に来てくれる彼女に向かって「こちらこそ。ありがとうございました」とぎこちなく返すのが精一杯のさっぱりとした別れをするだろう。

 

寂しさを表に出す術を知らない私は、湿っぽいのが苦手なのだ。