人が歳を感じる時って、現役で活躍している世代がどんどん自分より下になってくる時なんじゃないかと思っている。
私が特にそれを感じたのは、
箱根駅伝の選手が年下になった時と、
横綱が年下になった時。そしてその横綱が現役引退をした時。
そして最近また感じているのは、同世代のサッカー選手が現役引退をしたということ。
もちろんサッカー選手はもっとずっと若くして引退をする方もいるし、長く続けている選手の方が少ないのかも知れないけれど。
私は2010年からガンバ大阪を応援しているのだけど、当たり前だけど選手は年々入れ替わっていく。
応援し始めた頃のメンバーはやっぱり特別で、そこから現役引退をした選手や他チームに移籍した選手もいたけど、特に「期限付き移籍」をした選手はいつかガンバに戻ってくると信じていたりもした。
結局殆どはそのまま「完全移籍」となったりする。今度は現役引退する時には最後またガンバに戻ってきて引退して欲しいと願うようになる。
だから、移籍先のチームで現役引退のお知らせを見るとき、なんとも言えない寂しさを感じてしまうのだ。
それは私の勝手な願望だってのは理解しているのだけど、つい願ってしまう。
先日、二川孝広選手が現役引退を発表した。
フタさんはガンバ大阪ユースからトップチームに上がって背番号10をつけていた人で、フタさんを思い出す時、私のかつての同僚の女性を思い出す。
私がガンバにのめり込み出した頃一緒に働いていた人で、半ば無理矢理試合に誘ったらフタさんのファンになった。
試合ではフタさんのユニフォームを着て、サッカー雑誌にはフタさんの似顔絵を投稿して掲載されたりもしていた(若かったなぁ笑)
そんなこともあり、私にとってもなんていうか他人と思えないくらい常に生活の中でフタさんを思いフタさんを語っていた時期だった。
年齢は私より少し上ではあるけど年代で言えば同年代。サッカー選手としては長く現役を続けていた方かも知れないけれど、それでもやっぱり現役引退のニュースを見た時は寂しかった。
私の一番好きだった頃のガンバ大阪が少しずつ終わっていく感じ。それと同時にああ、もうそんな歳なのだな私も。と実感する。
サッカースクールを開設されたそうで、次の場所でも大好きなサッカーの側で寡黙に(笑)充実した毎日を過ごされるのでしょう。
私にとってガンバ大阪のファンタジスタは後にも先にも二川孝広選手だけ。スタジアムに通い、フタさんのチャントを熱唱した日々はずっと忘れない。
現役生活お疲れ様でした。
楽しい時間をありがとうございました。
頑張ろう、私も。
次のステージに進めるために。