今宵も朝まで小躍りしようぜ♪

脈絡なく好きな事を自由気ままに書く雑記ブログ

目指すのをやめたら夢は一生頭から離れないよ。

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今日聞いたとある若者達の会話。

A「ラグビーもいいし、野球選手もいいし、体育教師も良いし、迷うよな〜」

B「どれもピンと来なくて選べないよな〜」

 

それを何となく近くで聞いていた私は素直に【うらやましい】と思っていました。

 

目次

 

人は何者にもなれると思う

目指すところが高ければ高いほど、その全てを叶えることは難しいとは思います。

だけど、ちゃんと考えて選んでいった道ならばどんな人にだってなれる“可能性”は秘めていると思っています。

 

今日はテレビをつけるとイチローさんの引退会見の話題ばかりですが、そのインタビューのなかで「最低50歳までは現役とおっしゃっていましたが…」という質問がありその時のイチローさんの言葉。

 

50歳まで現役という事は叶わなかったけど、そこを目指していたからこそ今までやってこられたのではないか

 

とおっしゃっていました。

高い目標があったからこそ、その途中で諦めることになったのだとしてもその“途中”がすでにちょっと目指したくらいでは届かないくらいの高いところまで行かれたのだなぁ。

 

早くに夢を見つける事の難しさ

私がこの歳まで生きてきて今思うのは、何者にでもなれる時期にやりたいことを見つけられずに何となく過ごしてしまった代償としての今があるんだなということです。

 

小学生のころ授業参観の日に[将来の夢を発表する]というのがありました。

 

そもそも人前で何かを話すことも好きではなく、ましてや親が来てるところで前に出て1人ずつ将来の夢を発表するだなんて憂鬱すぎるイベントで、何を書いたら良いのかわからず取ってつけたようにパン屋さんかお花屋さんと書いた記憶がある。

 

ウチはど田舎で海しかない村で、あるのはセイコーマートというコンビニと友達の家がやっている小さいスーパーがあるだけだったので、パン屋も花屋も実物を見たことすらなかったのに何でそんなものが思いついたのか、今でも時々思い出しては不思議に思っている。

 

クラスメイトの中にはとてもベタだが、お嫁さんになりたいと発表している子も本当にいた。

 

私はと言えば、どんなに夢が見つからなくてもお嫁さんだけは夢に見る事はなかった。なぜなら我が家は私が小さいころから普段は物静かなのにお酒を飲むと暴れる(手をあげる事はなかったけれど)父がいて、父がお酒を飲みに出掛けるといつ帰ってきて暴れるのかという恐怖しかなかったから。

 

家は怖いところなのに何で新しい家族を作りたいと願うのか?と幼いながらに思っていた。

今にして思えば、お嫁さんを夢に見る子の家庭はとても温かく憧れるべき存在だったのだなと思うけど、子供の私にとっては自分の家以外の家庭というものを知らなかったからそんな風に思っていたのだとわかるのだけど。

 

どこにいても情報が得られる今

30年も前のど田舎の子供は世の中にどんな職業があってどんな学校に通えばその仕事につけるのかなんて知る術がなかったから、今は情報が溢れていていいなと思う。

逆に情報が溢れすぎて見失うこともあるのだろうけどね。

 

そんな田舎子供の私も、中学生になってやっと夢らしい夢を見つけることが出来た。

それは、中学校の日本史の教師だった。

 

私は7つ歳の離れた兄がいて、その兄が日本史が好きだった。その影響で私も歴史小説を読むのが好きだったのだか、周りの友達はほぼ全員が日本史は嫌いだった。

 

中学校に上がり日本史の先生と出会い、その先生の授業がとてもおもしろくより一層日本史にのめり込んだ。

授業はとてもおもしろいのに、その先生は学年主任でもあり、とても怖い先生でもあったのでやっぱり友達はそもそも先生に対して拒否反応を示して話を聞くというより怒られないようにおとなしくすることに必死だった。

 

だから私は日本史ってこんなにおもしろいんだよ!と伝えられるような先生になりたい!という夢を持った。

 

だけど私が中3になって両親の離婚が決まり、母と2人で神奈川に引っ越してきた辺りから少し状況が変わってきた。

 

とても四年制大学に行きたいと思わなくなり、専門学校に行って早くに就職しなくてはと思うようになった。大人になっても行きたいと思えばいつでも大学に行けるんだ、と周囲から言われた言葉も信じていた。

 

やりたいものがあるならすぐに目指すべき

いざ社会に出てみると、忙しさで大学のことなんて忘れてしまった。時々、ああ教師になりたいな、と思い出す事はあってもそこを目指す気力も体力も無くなってしまった。

 

若い子たちに混じって教育実習するの?という漠然とした恐怖もあり、時々思い出してはその夢は忘れようと何度も納得しながら今でも生きている。

 

やりたいと本当に願った事はそう簡単には忘れられないのだなと今でも思う。

きっと中学生高校生の時代にちゃんと向き合ってどのくらい本気でやりたいのか?と考えていたらきっと無理してでも大学へも行っただろうし、実際にその職に就いて挫折してやめていたとしても納得出来ていただろうに。

 

結局、今の私にたどり着いて「仕事がないよー」なんて嘆いていたとしても、挑戦せずに逃げた私とやるだけやって現実を見た結果諦めた私では全く違うものだっただろう。

 

なんて、過ぎたことをあれこれ考え込んでも何かが変わるわけではないので私は私の今を無難に生きて行く術を探す日々です。

 

やりたいことが見つからないのならば、色んなものに触れて憧れる人を見つけていったら良いと思います。

 

よく今の子供たちのなかで人気の職業がユーチューバーだ、なんて話も聞くけどそれこそいつでもなれると思う。

むしろ、今しか目指すことのできない別の何かに一生懸命になった経験とか苦労がその人だけが発信できる唯一の経験だったり言葉だったりするので、まだ何も持ってない状態で先人の模倣をして稼ごうなどと思わないで欲しいなとぼんやり思う次第です。

 

さて、私は今からハローワークで仕事を探してまいります。良い仕事が見つかりますように…。

 

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