またひとり、同僚が辞める。
数少ない話のわかる人だった。どんどん居心地が悪くなるなぁ。
確かに理不尽な事は多いし、精神的に消耗する仕事だとは思う。私も常に「次」を考えている。
だけど嫌だ!辞める!というのはしないようにしようと思っていて、辞める為に今の自分にもっと知識と経験を積まなければという感じ。
職場環境で言えばもっと地獄を知っているから。
今の職場の前のところは本当に酷かったから、次に行く場所がそうゆうところじゃないという保証はない。
今の自分のスキルで、雇ってもらえる範囲で探せば似たような場所になってしまうような気がする。
元々技術職で、事務的なスキルがほぼ無かったので「未経験可」というような所に応募したけれど、未経験可ということは、会社的にも「そうゆう所」ということだ。
だから自分のスキルを上げて、出来ること、知っていることを増やしていかないと職場のレベルも上がらない。
特に社内の誰々が気に入らないから、とかそうゆう理由では辞めない。それはどこに行こうと色んな人がいて、全員と同じ価値観でいることは不可能だから。
でもこれも、職場のレベルを少し上げれば人のレベルも上がって吸収することが多いと思っているので、不満があるなら自分がレベルアップしないといけない。
自分に合わない仕事内容で、向いてないなと毎日思っていて、繁忙期は毎日頭痛に悩まされながら鎮痛剤を切らさないように日々をなんとかこなしているけど、そんな今の環境の中でも少し前向きに自分が頑張ろうと思えばほんの少し、好転することもある。
(根本的に合わないので好転したところでしんどいのは変わらないのだけど)
仕事の理不尽に対して、自分が思っている不満が間違ってるとは思わないし、それを上に伝えても聞き入れられないことにもっとストレスになったりもするけど、間違ってない方の自分がなんとか職場のバランスを取っているのだから自分が辞めたらさぞ困るだろう、と思う気持ちもわかるけど、残念ながらほぼ残された者が困る事はない。
代わりはいくらでもいる。
職場への不満を口にして誰かが辞める時、「私が辞めたら困るだろう」というニュアンスのことを言い残して行く人もちらほらいる。
でも困らないのだ。
残った人、後任の人で普通に回っていく。
例えそれが役職付きの人であってもそう。誰も困らない。困る人がいるとしたら、同じように日々愚痴を言い合ってたわかり合えてたその相手くらい。ストレス発散になってた捌け口がなくて困る、それくらいだろう。
それもすぐに慣れてしまうから結局は辞めなかったものが勝つのだなと思っている。
同僚が辞めることはとても残念だし、しっかりした人ほど残らない環境だよなぁと思うけど、私は急いで離れずしっかり勉強してから辞めようと思う。年齢的にもこれから新しい職場でスキルアップをする!というのも難しいし。
まずは地盤を固めて、やりたいと思える仕事をしたい。やりたいと思える仕事なら我慢できることもあると思う。
どんな自分になりたいか、どんな仕事をしたいか、どんな生活をしたいか、それをじっくり考えて今の職場でもっとちゃんと勉強して「自分にはこれが出来る」と自信を持って次に進みたい。
これから寂しくなるけど、居場所がないと感じることも増えるだろうけど、ちゃんと自分について考えよう。今まで流されるままに生きてきたからここしばらくは珍しくしっかり自分について考えている。
この歳になって初の自分探し笑
いつからでも、いつでも自分探せると信じてたりする。自分探し、結構楽しいです。