少し前に購入した本をやっと読みました。
ネタバレ無しの感想などを少々。
まず、この帯!!
ラスト30Pで明かされる、予想もつかない犯人の姿とはーー。
この帯にやられました。即買いでした。
どんでん返し系の小説を見ると読まずにはいられない性格なのです。
ネットで「どんでん返し 小説」などと検索をして出てきた小説を片っ端から探すくらいに。
たまたま本屋さんをうろついていた時にこの帯がドンと目に飛び込んできたので、気付いたらレジに向かっていました(笑)なるべく本を増やさないように心がけていたのだけど・・・・(;^_^A
あなたは犯人を見破れるか。
と言われたら見破るしかないですよね~
結果、、、、
見破ってしまった。
・・・のだけど、正直私的にはちょっと不完全燃焼です。
伏線が一応あるのだけど、文章として書かれていない(と思う)
ラストの犯人が判明する前に、「え!そんなヒントどっかにあったっけ?見逃してた?!くそ~!!ここかぁ!!」っていう感じの悔しい感じが欲しいのだけど、ちょっと後出しな感じで新事実が判明したりして。
ああ、そうゆう事情なら犯人この人であり得るよね~。っていう感じ。
そして、そのヒントとなる物も種明かしの段階で“実はこうでした”と明らかになる感じなんですよね~。
本当は、何気に読んでいた文章の中に実は重要なフレーズがあって、してやられた!!!って思うのが理想。設定とかヒントとかが種明かしの段階で一緒に明かされるのだとしたら犯人を見破るもなにも・・・ってところがあると思うんだよな~
とはいえ、この人絶対怪しい!って思って注意深く読んでいた人物が犯人だったので
見破ったと言えば見破ったのだけども。いまいちスッキリしない感じでしたね。
中盤、話の核心となる主人公の過去のあたりでダラダラと中だるみ感もあって「長いな・・・」と思う部分もあったし。その割にそこまで大ごとではなかったり。
同じく中盤で「そうだったのか!!」って思うこともあったのだけどお、それも割と最初からきっとこうゆう展開なんだろうなと気づいていたりして。それでも少しずつ判明していく段階でハラハラドキドキして面白かった☆
もっとそのハラハラした部分が事件の核心部分になっていたら良かったのですが、最終的にサイドストーリー的な感じの位置づけになってしまったのも・・・。そうか・・・。って感じ(;'∀')
こんなこと書いてますが、単に私がその伏線に気づいていなかっただけかも知れないのでもう一度読んでみようと思っているのですが。
読み直してみて改めて「ええっ!!」って思うかもしれないので、読みなおしたらもう一回感想を書こうと思います♪
この帯に煽られて疑いまくって読み進めてしまったせいで余計に勘繰りすぎたのかも知れない(笑)
期待外れ、な感じに書いちゃったけどひっくるめて面白かったのでなかなか読み始めるまで時間かかったけど一度読み始めたらグイ読みして一気に読みました(^◇^)
私は読むのが遅いので休み休みで1日かかったけど・・・。夕べ、というか今朝がた4時までかかって読みました(笑)
どんでん返し系のおもしろ小説、これからも探すぞ~!