今宵も朝まで小躍りしようぜ♪

脈絡なく好きな事を自由気ままに書く雑記ブログ

この齢になっても子供として親に縛られる異常。

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コロナ渦になってからほとんどを実家で過ごしているにも拘らず、ひとり暮らしの部屋をなかなか解約することができないでいる。

 

今主に実家にいる理由は猫や犬のお世話をしたいというのもあるけど、一番は結局親の呪縛から逃れることが出来ないからでもある。

 

両親が離婚をしたのは私は中3の時で、それから母と二人で神奈川暮らしになったのだが(後から兄も引っ越してきたけど)そこまでは私ものほほんと酒癖の悪い父親がいない生活を楽しんでいたのだけど、20歳過ぎたくらいから違和感があった。

 

私が出掛ける場所とか帰る時間にうるさくなった。

それに加えて、誕生日やクリスマス、年末年始など、家族(母)を優先しないとすこぶる機嫌が悪い。当時好きなバンドを友達と追っかけ(?)していて、大晦日のカウントダウンライブがあって行ったことがあるのだけど、その時は「大晦日に一人で過ごさないといけないのか・・・」みたいな感じになってしまいまた機嫌が悪かったのでもうカウントダウンライブに行くことは無くなった。

 

親が機嫌悪いくらいで・・・と思われるかも知れないが、めんどくさいのです。

ちょっと面白くないことがあると平気で何日も口をきかない(というか無視される)し、その事態を解消するにはこっちが気を使って話しかけてみたりとか探っていかなくてはならない。

 

向こうから和解してくることは無い。過去一度だってない。

こんなめんどくさい思いをするくらいならおとなしく家にいたほうがいいと諦め心のほうが大きくなってしまった。

 

飲みに出掛けてもちょっと遅いと口をきかなくなる。

何か文句でも言って来るなら反論もできるけど、ただただ口をきかなくなることがどんなに悪質か・・・。こっちもめんどくさいのでしばらく無視したりしていると、今度は第2ステージ。

 

ドアとか戸棚をわざと大きな音を立てて開閉したり、ぶつぶつと独り言で文句を言っていたり、ほんとうんざりする。

そこまで嫌な態度を取られるようなことは1度もしたことが無い。

仮に私が母に直接なにか文句を言ったり、嫌な態度を取ったとしたらおそらく何をしても関係修復が出来ないくらいに壊れるでしょう。

 

以前、飲み会帰りに家の鍵持って出るの忘れたから、メールで開けて欲しいと送ったこともあるけど、おもしろくなかったのか、無視をされた。

なんでこっちが謝らなければならないのかわからず、何度も「お願い」をするのもバカバカしくなって、「もういいわ」とだけメールを送って近くの公園で朝まで過ごしたこともある。その時はさすがに私も腹立ったので、1週間以上こちらから無視をした。

 

親に気を使いすぎて気を使いすぎて、親に依存されすぎて結構人生詰んだと思っている。

今もたまに出社の日があって、それを数日前に母に伝えると「具合悪い具合悪い・・・」って始まる。

 

そして具合悪いのだから仕方ないだろと言わんばかりに偉そうになる。

肩こりでもすぐ具合悪くなる人だからせめてこらないように気をつけてくれよと何度も言ってるんだけど、変な姿勢でソファーに寄りかかってテレビ見てて案の定おかしくなったりして、こっちも「またか」と思って気にしないでいると、具合悪いのに何もしてくれないという感じでまた口きかないタイムスタート。

 

外出するというとおかしくなるのも、おそらく精神的なものなのだと思うけど、1日出社で外出すると言っただけでこれじゃ正直言って重たい。つらい。

そのくせ「とうとう結婚しなかったな」というような言葉を投げてくるのだけど、あなたが散々私を外に出ないように縛っておいてどうやって結婚しろと?と心底腹が立つ。

 

1日外出するだけで寝込む人がどうやって一人で暮らすのか?

きっとそうゆう反論をすると、私はそんなつもりはない、とか気にせず出て行けばいいとか言うにきまっているけど、そんなこと言っても自分は見捨てられないという甘えがあるから言えるというのもわかっている。

 

それでも一人暮らしをしている時期(コロナ前)はたまにしか会わないからうまくいってたけど、ここ2年位また一緒に暮らすようになって我が強くなってきた。

一人暮らしの家=自分だけの場所 を失ってしまったらいよいよ私は惰性の人生になってしまうように感じている。だからなかなか部屋を解約できずにいる。

 

生まれてから40年近いけど、自分のために自分の自由に生きた時間は無かったかもしれない。許される範囲でどこまで出来るのかっていうボーダーラインばかりを探していた。

 

本当は着たい服もあった。でも着れなかった。

若い時くらい1度は派手な髪色にもしてみたかった。

ちゃんとメイクもしてみたかった。でも化粧する女は気持ち悪いと言われた。

もっと若いうちから一人暮らししたかった。

 etc...

 

今更にして思えば、若いうちに1度勇気を出して自分の考えをしっかりぶつけるべきだったと後悔している。親は子供はいつまでも自分の「子供」で自分の理想通りになると思い込んでいる。

 

だけど、生まれた以上ひとりの人間であり、子供は親のクローンではなく、人格も性格も趣味も好みも違うのだという事をもっと早いうちにわかってもらうべきだった。

 

今からでも遅くないのでは?と思うかも知れないけど、遅い。

なぜなら私自身にもう若さもガッツがないので、今更自由を手に入れたところで行きたいところもやりたいことも、色々な夢がもう手遅れなのだから。

 

自己中心的でわがままな人は、良かれと思って何かをしても気に入らないとはっきり言って来る。喜んですらもらえない。わかっているのに、母が何度も「柿が食べたい」と言ってるのを聞いて注文してしまったりする私も病んでるのかも知れない。

 

自分の意思を尊重するという術を知らず、自分の人生を生きる生き方に見当もつかない。自分こそ、普通じゃなかったんだろうなと気づいたのがやっと最近のこと。

過ぎ去っていった時間の長さと、自分の人生に夢見てきたことのギャップは広がるばかりでもうその溝は埋めることは出来ず、大人になれなかったオバサンであると自覚してからは友達にも会いたくない。

 

しっかり生きていて、ちゃんと家庭を持って子育てしている友人と会ったところで話せる話題もないだろうし、私の現状報告でもしようもんなら「うわぁ・・・」となるに違いない笑

 

ちなみに、注文した柿ですが、ほとんど手が付けられていません。

これについては特に会話はしてないけど、気に入らなかったのかも知れないですね。

 

あ、私がめずらしくリビングじゃなくて自室に入ってるから不機嫌になったのか、リビングのドアをバターン!!と開け閉めしています。

 

ちょっとおかしいよね、うちの母。どうかしてる。

だけど恐ろしいことに、祖母も同じなのです。

気に入らないことがあっても、自分からいうことなく態度で不機嫌を表して周りが「何が気に入らないんだろう?」って気を遣う感じ。

 

そんな祖母に母自身も苦しんでた時期があって、すごく嫌な思いをしたはずなのだけど結局同じ。そっくり。本人は気づいていないだろうけど。

 

だから私は子供は生まない。(機会もないけど)

きっと私も同じ人間になってしまう。

自分の子供に同じ思いをさせたくないから、私は生まない。

 

最終的には私はひとりぼっちになるけど、今はそんな時間が来ることも楽しみにすることにする。次また人間に生まれてくることが出来たら、今度は破天荒は人生を送ってみたいな!と思います。

 

ああ、明日は仕事が忙しいので今から憂鬱です。

明日なんか来なきゃ良いのにm(__)m