今宵も朝まで小躍りしようぜ♪

脈絡なく好きな事を自由気ままに書く雑記ブログ

私はお笑いが好きだから純粋にお笑いを楽しみたい

----スポンサーリンク----

f:id:akamosa:20190708215140j:plain

書くつもりはなかったんだけど、やっぱり書いておきたいと思ってきました。

 

 

揺れる吉本興業の今

そもそもは雨上がり決死隊の宮迫さん始め、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんたちが会社を通さない“直”と言われるいわゆる闇営業をしたこと。

そしてその相手が反社会的勢力であったことが始まりな為、この芸人さんたちが悪かったというのは間違いないのですが・・・。

 

その対応にことごとく失敗した感が否めない吉本興業ですね。

「(金銭の受け取りについて)今更ひっくり返せませんよ。」と言ったこともそうですよね。ひっくり返すというより、それが事実なのだから本人がひっくり返さなくてもその事実は必ず出てきたでしょうし、ワイドナショーでダウンタウンの松本さんが最初から言ってましたけど「あの感じのイベントでノーギャラってことは考えにくい」ということ。

 

まさにそうで、そんなこと私たち一般人もおそらく全員がそれは感じていたはず。認めてないだけで、絶対にお金もらってるでしょ!って世間が思っている状態は、その時点で“金銭は受け取っている”ということに等しい。

 

実際がどうだったかじゃなくて、世間にどうゆう目で見られているのかがすべてですよね。人気商売の芸能人のみなさんは。それを本人が早い段階で明らかにして謝罪をしたいという芸人さんにたいして静観し、その間もどんどん世間の風当たりは強くなっていく状況だというのに放置をする会社。それが日本を代表するお笑いの会社なの?っていうのがとても残念です。

 

そして昨日の岡本社長の会見も酷いものでしたしね。インタビュアーの方が質問したことに対して長々と遠回りした結果、結局何が言いたいの?というところに着地する。

質問する側も逃がさないように「いやいや、そうゆうことではなくて・・・」と何度も質問するけど結果は同じ。最終的には「もういいです。」と言われる始末。

 

吉本の社長はこんなにしゃべりが下手だったのか・・・と愕然としました。

・・・が、それも仕方ないとも思いますけど。

だって、答えようがない質問ばかりでしたからねぇ。はっきりと答えてしまったらそれこそ会社の終わりが見えてくるようなまさに闇が深い会社だなぁと。

 

いくら酷い会見と批判されても、とりあえずはのらりくらりとかわしたことで首の皮は1mmくらいは繋がっているのかなぁって思いますが、これからどんどん崩れていくのが目に見えているというか。

 

おそらく記者会見をしなきゃダメだと言った松本さんも、あんな会見を望んでいたはずはなく、余計に会社に対して失望しただろうなっていうのは想像できる。

実際にリアルタイムでSNSで反応していた吉本興業所属の芸人さんたちも、不信感や不快感を前面に出されていましたしね。

 

所属する芸人さんが不快感を持ち、しかもそれをSNSで発信するということはとても重い事だと思います。やはり自分の会社のことですから、庇うまではいかなくてもなるべく自分の口からは何も言わないでおくというのが普通だと思います。

大御所の芸人さんならともかく、若手の芸人さんまでっていうのはよほどのことです。それこそ、岡本社長は怖くて話にくいと言われているのですから。

 

松本さんの部署?の話

21日に急遽生放送されたワイドナショーで松本さんが、自分の部署を1個作ってイエローカードの子たちを引き取って面倒見るというようなことをおっしゃっていましたが、それって実質松本さんの立ち上げる事務所に近いですよね。

 

吉本興業内の1部署だとしても、それはきっと吉本興業内にある駆け込み寺的なところで、そこはきっと圧力などない、純粋にお笑いを愛するみんなが集まってお笑いを追求できる素敵な場所になるんだろうなと思っているのでぜひそんな部署が本当にできることを願います。

 

松本さんはイエローカードの子たちを・・・ということですが、例えイエローカードでなくても松本さんのところにみんな入りたいでしょうね。

これだけ不信感を持ちながら岡本社長の下にいる意味って、無いのでは?

 

謝罪したいというのを止め続け、それでもやるっていうなら全員連帯責任でクビだと良い、実際にこれまで一線で活躍してきたベテラン芸人さんをあっさり切り捨てる会社なんて、一寸先は闇じゃないですか。いくら頑張って売れたところで、何かあればFAX1枚で切り捨てる。一寸先じゃない、もはやそこ自体がすでに闇。

 

私はお笑いを楽しみたいだけ

私は高校時代にお笑いにドハマりして、お笑いライブに通っていた時期があります。

最近は劇場で観ることはほとんどないですが(観たい観たいとは常々思ってはいるけど)TVのバラエティーはよく観ています。

私の部屋のブルーレイの毎週予約になっている番組の中にはアメトーーク!やロンドンハーツもあります。特にアメトーーク!はDVDもすべて持っています(笑)

 

今回宮迫さんや亮さんがやはり金銭を受け取っていたという発表と共に無期限の謹慎処分になり、すでに収録されてた番組は不自然な編集になって宮迫さんたちの姿が消えていました。

謹慎に関しては致し方ないことだと思っているので、新しく収録する分は蛍原さんと他の芸人さんたちで楽しい番組にしてほしいと思っていましたし、いつか宮迫さんが帰ってきたらすぐには前みたいに自然にいられるまでには時間がかかるだろうけど、蛍原さんのためにもやっぱり宮迫さんは戻ってくれば良いのになって思っていました。

 

だけど、あんな会見を見てしまったら今後宮迫さんや亮さんを観て純粋に笑えるかっていう自信が無い。どうしても会社から受けた圧力だったりパワハラで打ちのめされている姿が頭から離れないような気がする。

 

他の吉本の芸人さんを観ても「どんな思いでお笑いをやっているんだろう」とか考えちゃいますしね・・・。きっと思うことはたくさんあるんだろうなって変な勘繰りをしてしまう。

 

やっぱり社長は辞めないと変われないのでは?

今回のことで、岡本社長と大崎会長の2人が減俸50%を1年間っていう処分のみで、社は退任の意思はないということでしたけど、やっぱり岡本社長は会社から去らないと収まらないような気がする。

 

岡本社長は、自分が吉本を変えていくように努力するというようなことを言っていましたけど、一般人の私からするとこれから変わっていく吉本内部のことは全く見えないわけで、岡本社長がいるっていう時点で「SNSで不信感を発信した芸人さんも“クビにするぞ”とか陰で言われているんじゃないか」とかどうしても思ってしまいますしね・・・。

 

つまり岡本社長が社長でいる限り、私たちは純粋にお笑いを楽しめない。

 

それでも闇営業の芸人さんたちのしたことは悪なのは確か

宮迫さん亮さんの会見の内容が衝撃的すぎて、そのあとの吉本興業の対応が(会見の酷さも含めて)酷すぎて、本質を忘れがちだけどそもそもの悪はやっぱり事務所を通さないで仕事をしたことが一番悪いことなのは忘れてはいけないと思う。

 

宮迫さんの会見で、入江さんに「そんな金振りがいい会社、大丈夫なんか?」と確認したということでしたが、そこを心配できるなら参加しなきゃいい。

大丈夫な会社なら、吉本を通さずに直で仕事しても良いってことではない。生活ができないくらい収入が少ない芸人さんが食べていくために直の営業をするのと宮迫さんみたいな人気芸人さんがやるのはちょっと違うと思う。

 

吉本で売れて、名前が売れたからこそ1曲歌うだけで100万円。

吉本あってこその知名度なのだからそれを使って高額の直営業は良くない。そしてそれが発端で結果的に吉本興業そのものを崩し始めてしまっている責任も重いと思う。

 

これからまだまだ吉本興業は揺れ続けるということは明らかですが、お笑いファンの私1個人としては1日でも早く所属芸人さんたちにわだかまり無く純粋にお笑いを届けて欲しいと思うし、それを見て純粋に笑える日が来ればいいなと願うばかりです。