今宵も朝まで小躍りしようぜ♪

脈絡なく好きな事を自由気ままに書く雑記ブログ

私は就職氷河期世代ど真ん中だったのか。

----スポンサーリンク----

f:id:akamosa:20190324192758j:image

友達から「まさにウチらってこの世代だよね」という言葉とともにあるURLが貼られていたので読んでみた。

 

目次

 

そうか、私は氷河期世代だったのか

まず、友達から送られて来たサイトのURLはこちらです。

↓↓

news.careerconnection.jp

 

 私は専門学校を出て就職したけど、在学中に就職活動は一切していない。

専門学校なので、2年に上がったらどんどん実際に働き始めてその勤務が学校の出席になるっていう感じだったから私の友人も2年になったらほとんど学校に来なくなったりしたけど、私はしっかり最後まで授業を受けて卒業制作コンサートもやり遂げて卒業した。(コンサート制作などの専門学校だったので)

 

「女子は要らないよ」とハッキリ言われた

コンサート科だったので、音響会社への就職を希望しながら勉強していたのだけど、企業の合同説明会でいくつか音響会社の説明会を覗いてみようと赴いたらあ、募集は男性のみだから女性はお帰りくださいねというようなことをはっきり言われた。

 

正直心折れるよね、これは。

その会社に入りたくて専門学校に通っていざ就職の時期が来たら女子は要らないと言われたんだから。それ、最初から言ってくれれば専門学校なんか行ってねーよ!としばらく落ち込んでた。

 

そんな経緯があったもんだから、どうせ働きたい仕事からは門前払いなのだから少しでも長く学生生活を送ろうと在学中は一切就職活動をしなかった。

 

仕事は見つかったけどアルバイト

学校を卒業してから10日ほどで仕事は見つかった、音響関係の仕事。

だけどアルバイト・契約社員登用ありの仕事。そもそも新卒の採用をしてない年だった。

 

元々正社員の就職なんてないと思ってたし、周りも当たり前のように非正規だったからなんとも思わなかった。アルバイトだったけど、私は数年前まで実家にいたのでそこまで給料が多くなくても生きていけたからそれはそれでいいと思ってた。

(将来だの老後、なんてのは全く頭になかったからそれでよかったのだと思う)

 

過酷な勤務の連続

アルバイトだけど、忙しくて泊まり仕事も多くて酷いときだと残業時間が80時間超えることもあってとにかくきつかった。

忙しい時期になると、泊まりメンバーに選ばれればまだマシな方で選ばれなかったメンバーは終電で帰って翌朝6時出勤、なんてこともあった。(会社は渋谷、自宅は川崎)

 

駅近に住んでいるならまだ良かったのだけど、実家は駅からバスを使うところ。終電なんかで帰ってバスがあるわけもなく、かといって駅から家まで2kmを超えないとタクシー代も出ない。

 

当時のチーフが地図で、駅から家までの距離を測った。

うーん、この道使えばギリ2km超えないんだよな~、残念でした! 

と言われた。私にタクシー代は出してもらえなかった。

 

“この道使えば”

大通りじゃなく、細い路地を2km弱歩けというのか?

結局、暗くない大通りを約40分かけて歩く。朝も始バスは6時台からで6時出勤に間に合わないから朝また駅まで40分かけて歩く。

 

仕事があるだけマシと言い聞かせる

そんな仕事だったけど、一応専門学校で学んだことを活かせる仕事だったし、アルバイトから契約社員にしてもらえたし仕事があるだけマシだと思ってた。

 

これは、まさしく冷遇されても仕事があるだけマシって思う氷河期特有の思考だったのか・・・。自分以外の人生を知らないもんだから、みんなこんなものだと思ってたな。

 

ていうか、この記事に今のアラフォー世代は就職氷河期って書いてあったけど、アラフォー世代以外は氷河期じゃなかったの?!

私の世代は確かにあまり仕事に恵まれなかったけど、その後ろの世代の人たちもみんな同じだと思ってたんだけど・・・。違ったの?

 

そういえば、上で挙げた会社に私の3つ下くらいの歳の子の時久しぶりに新卒で入社してくるとかいって、入ってきたと思ったら最初の3か月くらいがっつり定時で、しかも現場に出ずにずっと座学で研修までしてもらって私の時は初日から現場出て働いたのにずいぶん好待遇だな・・・。とは思ってた記憶あるけど。

 

体を壊せば元も子もない

忙しいときもあったし、キッツイ先輩なんかもいてつらいことも多かったけど、基本的には社員同士はみんな仲良くて楽しかったから頑張れてたのだけど、私はついに体を壊した。

 

今思えば、壊れたのは心だったのかも知れないけど。

泊まり2日目で、照明機材の設営中に立っていられないほどの眩暈を感じてそれからすぐ目が回るようになって仕事を続けられなくなった。

 

いくら仕事があるだけマシだと言い聞かせても、体がついてきてくれなければもう終わり。就職氷河期世代だから、他の世代より体くらいは少し丈夫に作ってくれればよかったけど(笑)

 

最後に

上に添付した記事の一番最後にも書かれている言葉です。

 

政府は人手不足対策として外国人労働者の受け入れ拡大を発表したが、時代のせいで割りを食った氷河期世代の救済策は打たれていない。

国は、この世代の職業訓練や就労支援なども積極的に行うべきではないだろうか。

 

これ、ホントに思う。

氷河期世代の救済に限らず、なかなか仕事が無い、仕事があっても生活が苦しい人たちが大勢いるのに外国人労働者の受け入れ拡大なんかしたらますます生活に少しゆとりが出るくらいに稼ぐことなどできない。

 

そうゆう“わかりやすい改革”をする前に、すでにこの日本で生きているけど生きにくい思いをしている人達がいることを忘れないで欲しいと思うのです。

 

ブログランキング参加してます

応援ポチお願いします

  ↓↓

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村